新型コロナ感染症の情報を集めました
国や多くの先生、企業が資料を作っています
感染症専門医や最前線でコロナ診療を行っている先生方はワクチン接種を勧めています
2月中旬までに世界で1億5千万人の方が接種しています
現時点で他のワクチンと比べても問題点は予想された範囲内です
新型コロナウイルスワクチン関連
(新型コロナに関する正確な情報を皆さんにお届けするプロジェクト)
(ワクチン含めたコロナ情報多数)
(ワクチン接種経験含めた情報)
(「ワクチンを打たないリスク」・「急造ではない」掲載)
コロワくん(LINE必要)
(コロナワクチンへの不安を少しでも減らしたい医師たちのプロジェクト)
この周囲のその他の市町は3/2の時点ではHPで公表していません
このページの最下段にコロナワクチンの疑問点を載せました
一般的なワクチンの副反応に対する説明です
新しい生活様式
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厚労省作成のポスターです
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長野県諏訪中央病院玉井道裕先生作成
新型コロナウィルス感染をのりこえるための説明書
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石川県ながたクリニック永田理希先生作成
受診の仕方や自宅での対策についての詳しい説明
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新型コロナウィルス関連ホームページ
各自治体ホームページ
新型コロナウイルス接触確認アプリ
新型コロナウイルスワクチンの主な疑問点
皆さんからよく出る質問に対して、リンク先の専門の先生方の意見をまとめました。といっても長めですが。
日本は欧米と比べると感染した方はこれでもまだかなり少ないのですが、逆に今後感染する可能性のある方が多く残されています。
まずワクチンの目的ですが、ワクチンで防げる病気にならないこと、なった場合の重症化の確率を下げること、流行を減らして弱った方や何かの事情で接種できない方に感染を拡げないこと、可能なら撲滅することです。ワクチンの効き目は100%ではありません。マスクや手洗い、3密を避けるなど他の予防も重要です。
<1>短期間で作られたワクチンは大丈夫?
このワクチンの作り方は2002年流行のSARS、2013年流行のMERS(どちらも当時の新型コロナウイルス感染症)を元にすでに確立されており、コロナウイルスに対しては遺伝子の設計図があればすぐ作れる状態でした。それで、今回2020年初旬に中国がすぐ遺伝子の設計図を公開したことから、ワクチンもすぐ完成したのです。あとは本当にどの程度効くか、本当にどの程度安全かの確認のみでした。完成前に効果と安全性はある程度確認されていたため、成功を見込んでアメリカがかなりのお金と人(多くのボランティア含む)をかけて通常数年以上かかる確認作業を半年ほどに短縮して行い(しかしそれぞれの確認自体は短縮していません)最終的に製品化されたのです。だから即席ワクチンではないのです。全く別の種類のウイルスだったら今回のようにはすぐできなかったでしょう。
<2>副作用が心配
ワクチンに対する免疫反応に伴う不具合を副反応といって薬の副作用とは分けて考えます。インフルエンザワクチンでも接種部位の痛みや腫れ、だるさ、発熱などがあり、新型コロナウイルスワクチンにも同様の副反応あります。ただしインフルエンザワクチンでは1-2割ですが、新型コロナウイルスワクチンでは半分近くの方に起きるといわれており、やや多めです。これは免疫反応の一部と考え、ほとんどの方は数日で戻ります。重い副作用といわれるものは20万人に1人の確率とされています。ジャンボ宝くじを50枚買って1億円が当たる確率です。ちなみにインフルエンザワクチンでは100万人に1人です。ジャンボ宝くじを10枚買って1億円が当たる確率です。宝くじだと喜ばしいですが。
数日で改善する副反応でさえ耐えられないという方はワクチンを断念するしかありませんが、新型コロナウイルスにかかった場合は後遺症に悩んだり、命がかりになる可能性もあるわけですから、それと比べるとほとんどの方に接種が勧められます。重症化が少ないとされる若い方も同じです。感染症の専門家は副反応を「ワクチンが効いて体の中で反応してありがたい」と考えるそうです。また副反応が目立たないから効きが悪いということはありません。花粉症や食物アレルギーもリスクは0ではありませんが、原則として問題ありません。何のアレルギーがあるかを調べる必要はなく、何かにアレルギーの出た経験があるかどうかが問題なのです。
2021年2月中旬までに全世界で1億5000万人の方が接種しています。事前に予想された以上の問題は起きていないようです。マスコミは不安をあおるようなやや誇張した報道をしていますので、情報の3割引きで考えて下さい。
ポリエチレングリコール(化粧品や歯磨き粉、一部の下剤などに含まれる)、ポリソルベート(いろいろな加工食品や化粧品に含まれる)に対するアレルギーのある方はできないようですが、比較的まれなアレルギーであるため、ほとんどの方は問題ないと思われます。
<3>ワクチン接種後に亡くなった方の報道がありましたが。
ワクチンとの因果関係(死亡の原因がワクチン)は報告されていません。世の中では残念ながら毎日誰かが亡くなっています。元気であった方が急に亡くなることもあります。これだけ多くの方が全世界で短期間に接種しているため、たまたま亡くなる運命であった直前に接種をしてしまったということはあり得るでしょう。つまり前後関係(偶然、接種と死亡が前後した)ということです。食べ過ぎで下痢した場合は食べ過ぎと下痢は因果関係かも知れませんが、買い物した日に下痢しても買い物が原因とは考えずに買い物と下痢は前後関係となりますよね。実際、接種による死亡率の上昇は報告されていません。逆に接種によりコロナ関連での死亡がかなり減っています。
<4>筋肉注射が心配
実はインフルエンザワクチン(効き目は70%前後)を主に皮下注射(筋肉と皮膚の間に接種)しているのは先進国では日本ぐらいです。海外では筋肉注射(筋肉内に接種)が主流です。一般的に皮下注射よりも筋肉注射の方が痛みは少なく(針を刺す痛みは同じです)、効き目も良いことが分かっています(ワクチンの種類にもよります)。新型コロナウイルスワクチンも同様の理由で筋肉注射です。実際接種体験者の話では他のワクチンと比べても痛みは少ない印象です。
<5>効き目はどの程度でいつまで続く?
ファイザーやモデルナのワクチンの効き目は約95%、重症化予防も90%以上ととても効き目がよいようです。効き目の95%とはワクチンを接種した方の95%がかからないという意味ではありません。接種しない方が100人いて、そのうち40人がコロナにかかったとすると、もし100人全員が接種していたら、かかった40人の95%の38人がかからずに済む、つまり2人で済むということなのです。またそのかかった2人の重症化も予防できるのです。
現時点で半年前後は効くことが分かっていますが、接種開始からまだ日が浅いので、いつまで効くのかは今後の調査しだいです。インフルエンザワクチンのようにそれなりに繰り返しの接種が必要になる可能性もあります。また変異(ウイルスの性質が変わること)によりその都度の接種が必要となるかも知れません。当然効き目が長く続く可能性もあります。これも今後の調査で確認されます。接種後2週ほどで効果が出てきます。
<6>将来的な副作用は?
これも接種開始から日が浅いので確認しきれていませんが、上記の事前の情報では問題はなく、理論上も問題はないと判断されています。でもあくまでも現時点です。ワクチンではなく治療薬でも新薬を使うことがありますが、同様に長い先のことは確認されなくても使用されています。今コロナウイルスに感染することの緊急性の方が優先順位が上なのです。現在確実な治療薬がないのですから。
医療従事者から先行接種が行われます。まず治療担当を守って、治療担当が感染で減らないようにして診療を継続できるようにという目的です。もう一つ、一般の方に先行して接種して、日本でも安心して皆さんが接種出来るように先に安全性を確認するという目的です。2つの意味で皆さんの楯となるのです。
多くの感染症専門医や学会、WHOなどがより多くの方の接種を勧めています。
今後の情報により随時更新します。
越川クリニック
内科・消化器科・小児科
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Last Update 2021.3.3